いろいろ

感想とか

超探偵事件簿 レインコード ゲームシステムの話とか

アプデ来るまで他のゲームやるつもりだったのに2周目やりたすぎて何も手につかないので、レインコードのゲームシステムについて思ったことを書いておくことにした。(人によっては面倒に感じる箇所を私は好意的に捉えてるっぽい)

 

記事書いてる時点で総プレイ時間40時間:本編クリア、依頼・語らい全て取得

ストーリーの内容部分のネタバレは伏せて書くけど、前情報入れない方が楽しめると思うので未プレイの方は一応ネタバレ注意

 

もくじ

 

基本システム

カナイ区マップ

高低差がある場合は別マップになっていて、イベントフラグがどこにあるのかわかりやすくて助かった。

移動めんどうなのでなぜかワープできる設定でも全然気にしないのだが、ファストトラベル的なのがバスによる移動っていう設定が良い。バスの運賃は一区間200シエンとのことだが『所持金』という項目は本作には無いのでガンガン乗れる。きっと見えない所でユーマが少ないお小遣いを払ってくれてるんだよね…

3Dフィールドについて

プレイし始めは3D酔いしたけど十字キーを使って移動するようにしたらあまり酔わなくなった。走れないエリアは酔いやすい気がする。私はモンハンとかブレワイ系は酔わないので、3D全般だめな人だと調整しても辛いかも。ミニマップの方を見るようにすれば酔わないけど、フィールド上のオブジェクトも魅力的なので見ないで移動するのはもったいない…

私はフィールド上のオブジェクトを調べるとテキストが読めるゲームが大好きなので、調べられるオブジェクトを調査することで探偵ポイントが貰えるシステムは結構好き。調べられる箇所や話せるNPCがわかりやすいところも良かった。

 

解鍵

死に神ちゃんが記憶しておいてくれる事件の手がかり。死に神ちゃんが優秀で無駄な解鍵がほとんどなく、解鍵の情報だけで推理できる人も多いと思う。記憶喪失の探偵見習いに事件を解かせるために謎迷宮が必要なんだろうな

 

事件簿

起きている事件や解決した事件の顛末を知ることができる。終盤だとストーリーを追うのに夢中になってあまり読んでなかった。(newマークだけ消してた)

QTEについて

事件を追っている間は謎迷宮外でもクイックタイムイベントが発生する。このゲームをプレイする直前に遊んでいた『名探偵ピカチュウ(3DS)』のぬるいQTEと比べたらシビアで良かった。(名探偵ピカチュウQTEをミスると失敗したパターンでストーリーが続くところが面白いポイント)

こういうの苦手なのでQTEは無いなら無い方がいいが、うまく対処出来ると自分が超探偵になった気分になれて嬉しかった。名探偵にはとっさの判断力が必要なんだよね

ネタバレ注意(ここをタップで表示) フブキの能力で失敗をなかったことに出来るのがとても面白かった。それまでは失敗しても特に気にしてなかったが、この時はフブキに負担をかけないためにリセットしてやり直した。(オートセーブがQTE直前に実行されてて便利だった)次回作があればQTEを自動で全クリアに出来る能力の超探偵とかいたらいいなぁ…

 

依頼

いわゆるサブクエスト。こういうちまちましたイベントをコツコツ達成していくの大好き!3Dフィールドを歩き回るのは大変だけど、どこにイベントフラグがあるのかマップを見ればわかるようになっているのでサクサク進められた。

ネタバレ注意(ここをタップで表示)

依頼の中でも、前の章で起きた事件で生き残った人から依頼を受けたりするのが面白かった。その後どうなったのかは人物紹介に書いてあるんだけども、実際に様子を見に行けて嬉しかった。特にシスターが頑張ってるのが良かった…疑ってゴメンね…

 

能力

今作の難易度調整箇所。ユーマの能力について見られるのかと思ってわくわくしながら開いたけど迷宮スキルの設定箇所だった。ゲームが簡単になりすぎるので腕に覚えのある人なら迷宮スキルをつけない方がよさそうなんだけど、私はアクションが苦手なので『信頼ある探偵』系が役に立った。ダメージ喰らいまくっても死ぬことはなかったので『バイタリティー』系はいらないかも。

 

人物紹介

ちょっとずつ写真や情報が更新されていくところがすごく面白いのに、現バージョン(1.3.0)だとまだ発生していないイベントの写真が表示されたり、内容が変わってないのにUPDATEマークがついたりするので見るのをやめた。これが修正された状態でプレイしたいので2周目プレイを我慢している。

 

用語集

あいうえお順に作中に出てきたワードが並んでいて説明が読める用語集と、チュートリアルが読み返せる機能がある。とにかくテキストを読むのが好きな私にはありがたい機能なんだけども、全部読んでもメニュー画面のNEWマークが消えないのが空しくて見るのをやめた。

 

探偵たちの語らい

これってもしかしてダンガンロンパにあった親密イベントでは?

マップに散らばってる記憶の断片を集めてユーマと他の探偵たちとの会話イベントが見られるシステム。青い光が目立つので普通に探索してて記憶の断片を見つけてしまうことも多かったが、ヒントに従って調べに行った結果見つかった時の喜びはデカい。

断片集めは難易度的にはちょうどいいくらいだと思うが、ちょっと一緒に行動しただけですぐ好きになってしまうくらいキャラクターの個性が良かったので、もっと会話したかった。

語らいネタバレ注意(ここをタップで表示) パンツが貰えるかと思ったがそんなことはなかった。フブキとの絆がサイコーになったとき、ユーマのことを好きになったと言ってきたので、ハララが女であれば同様の発言をするのではと予想してハララとの絆も深めてみたが、恋愛っぽい雰囲気にはならなかった。とりあえず、ユーマは恋愛対象ではないということしかわからなかった。あと、仲間との絆がサイコーになると死に神ちゃんが喜んでくれるところが好き。かわいい

 

事件調査

探偵特殊能力

探偵特殊能力とはいわゆる超能力で、これを使った捜査が非常に面白かった。その面白さのせいで続編を作って欲しい気持ちがクリア前から溢れて止まらなかった。

ネタバレ注意(ここをタップで表示) プレイする前は様々な探偵特殊能力を組み合わせて使うのかなと想像していたんだけど、基本的に各章1能力だった。次回作があれば複数使えたら面白そう。特に楽しかったのはデスヒコの能力を使った聞き込み。ヴィヴィアの盗み聞きも探偵としては強かったけど、関係性によって話の内容が変わるところがとても面白かった。

 

探偵ポイントと探偵ランク

ランクが上がると探偵として成長したみたいで嬉しかったが、これによって解放されるのが迷宮スキルっていうのがモチベーションアップに繋がらない。スキルほぼ要らないので…

探偵ランクによって受けられる依頼の難易度が変わるとかだったら面白かったかもしれないけど、メインストーリーを進めたい欲の方が大きいのでサブクエストの数と難易度は今より上げない方がよさそう。

 

謎迷宮

最初に入った時はプレイアブルループが長くて戸惑ったが、ある程度進んで会話イベントが発生したら止まり、会話終了後に少し進めば扉が出現することに気づいてからは楽だった。

推理デスマッチ

ダンガンロンパでいうところのノンストップ議論。カットインもダンガンロンパを彷彿とさせる。

毎回ロードが長すぎてSwitchがフリーズしたかと思う。

議論で弾丸を当てるのはコントローラー操作だとかなり難しかったが、デスマッチは右か左かの2択なのでとても楽。

しかし怪人の発言を避けられなくて作中で一番苦労した。仲間のアシストは超超超ありがたかった。

発言が何ターン続くのかがわからないところも難しいポイントのひとつ。なんか違う気がするけどもうそろそろ終わりそうだしこれか…?と気が逸って斬りつけてしまい失敗することもしばしば。最後まで発言を見てからでもペナルティはないようだったし、次やるときは落ち着いて対処したい。

銃じゃないのに一度斬った後にディレイがあるのも辛かった。矛盾のある発言を見て即座に斬りつけてしまい、近くまできた時にはタイミングが合わずに失敗した。もしかして解刀はすごく重いんだろうか。振り上げるのが大変だから一度おろすと時間がかかる…?

それでもやはりノンストップ議論よりは簡単だと思う。

ネタバレ注意(ここをタップで表示) 途中までアシストしてくれてたヴィヴィアが外れるのも面白かった。真実に辿り着いた今ではヴィヴィアの気持ちがよくわかる

 

死に神ちゃん危機一髪

ダンガンロンパでいうところの閃きアナグラムダンガンロンパプレイ時はゲームだしと思って気にしてなかったが、レインコードではこういうミニゲームが発生する理由がちゃんとあるところが良かった。よくよく考えたら何なんだろうな閃きアナグラムって。議論中の他の人には主人公がどう見えてたのか気になってきた

文字がちょっとでも見えていれば解刀を投げつけられるのでスピード攻略できる。答えがわからず残り20秒を切ってしまったことがあったのだが、この当たり判定の広さのおかげで20秒以内に5文字を打ち抜けた。

 

大進撃 死に神ちゃん

このゲームの女はやたらデカいが、さらにデカくなる死に神ちゃん。

ダンガンロンパでいうところのマシンガントークバトルとかパニックトークアクションみたいな存在。ボタンを入力すべきタイミングで死に神ちゃんの動きがスローモーションになるのがわかりやすい。音ゲーは本当に苦手なのでこういうタイプに変わってて助かった…

 

超推理フィナーレ

ダンガンロンパでいうところのクライマックス推理。ここまで来るともはや笑ってしまう。今作はキャラクターも3Dモデルになっているので、3Dモデルでは難しかった表現が見られる点が良かった。

重大なネタバレ注意 クリア後閲覧推奨(ここをタップで表示) 私は序盤で違和感を抱いたにも関わらず見事に騙されたので、このためにダンガンロンパチームが作ってますよ~というアピールをしていたのかもしれない。

 

謎迷宮その他

上に挙げたミニゲームは共通だったが、事件の内容によって他にもさまざまな謎解きが登場する。ロジカルダイブみたいなやつもあった。謎迷宮というファンタジー空間だからこそこういうミニゲームをやらされる理由が自然で、没入感が心地よかった。

ダンガンロンパではアクション要素が苦手で友人に代わってもらっていたものの、後で自分でもゲームを購入してからは自力でやっていて、練習してアクション難易度をイジワルにしてもプレイできるようになった。レインコードは練習しなくてもそれなりにプレイできた気がする。ミスっても致命傷にならないせいか、アクション難易度が低いせいかはわからない。両方かも。

 

まとめ

ゲーム中はイラっとしたこともあったんだろうけど、クリア後の満足感が高くて思い出せなくなってきた。拡張性の高い要素が多くて、次回作への希望で良く見えている部分もあると思う。

何もわからないペーペーの主人公に解かせるためのゲームとして面白かったなぁという印象。プレイヤーキャラはユーマのつもりで操作してきたけど、ユーマをサポートする死に神ちゃんでもあったのかもしれないなとクリア後に思った。